2008年11月16日日曜日

PROXXON ミニコンプレッサ No.22600 その5

セッティングの確認が出来た所で、実際に動かしてテストしてみます。

★音
L5と比べて、格段にうるさいです。ラジコンのエンジンを回した時の様な音。バルブを閉じた時には、これにキュルキュルという音が加わります。エアを出すと、キュルキュル音は止まります。
最初に買ったコンプレッサがL5だったので、「L5は静かだと言うけれど、結構うるさいな」と思っていたのですが、今更ながら、L5の静かさに感動。PROXXONのコンプレッサは、夜間の使用には向かないですね。

★圧力
このコンプレッサを買ったのは、高い圧が必要な時のため。という事で、どの程度の圧力が出せるかを測定してみました。使用した圧力計は、L5セットのレギュレータに付属のもの。0.2MPaまで測定できるので、PROXXONのコンプレッサにはちょうど良いです。
下記の表は、バルブ閉塞時と、各ハンドピースでエアを全開した際の圧力です。単位は MPa。

ハンドピースPROXXONL5
閉塞時0.18~0.190.125
PS289 WAプラチナ 0.3mm0.14~0.150.085
PS290 LWAトリガ 0.5mm0.082~0.0970.065
PS270 FWAプラチナ 0.2mm0.145~0.1550.09
TAMIYA HG 0.3mm0.145~0.1550.09
KIDS-105 0.3mm0.08~0.090.06


PROXXONのコンプレッサは脈動が大きい様で、圧力計の針が 0.01MPa 程度の範囲で触れ続けます。
今回のテストで初めて気付いたのですが、ハンドピース毎のエアの吐出量はかなり差があるんですね。FWAプラチナとTAMIYA HGはほぼ同じ程度。LWAトリガより KIDS-105 の方が、吐出量が多少多め。TAMIYA HGは 0.3mm でも細吹き志向、LWAは、0.5mmでも少ないエアで使える様に(というか、L5でも使える様に)工夫されていて、KIDS-105は初心者が使った際、塗料の詰まりが起きずらい様に吐出量を多めにしてあるという事でしょうか。
表を見れば、PROXXONの出力が大きいことははっきり分かりますね。

★その他
ヘッド部は相当熱くなりますので、火傷しない様に気を付けましょう。この放熱器を大きくすれば、連続使用時間は伸ばせるんでしょう。

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